辺境に領地を持つマリエ・オリオール伯爵令嬢は、貴族学院の食堂で婚約者であるジョルジュ・ミラボーから婚約破棄をつきつけられた。二人の仲は険悪で修復不可能だったこともあり、マリエは快諾すると学院を早退して婚約者の家に向かい、その日のうちに婚約が破棄された。辺境=田舎者という風潮によって居心地が悪くなっていたため、これを機に学院を退学して領地に引き籠ることにした。 魔法契約によりオリオール伯爵家やフォートレル辺境伯家は国から離反できないが、関わり合いを最低限にして独自路線を歩むことに――。 ※アルファポリスにて公開予定
更新:2024/4/9
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男装の麗人として知られるアウレリアは、王城勤務で多忙な日々を送る。ある日、初めてまとまった休暇を得て自身の所有する荘園に向かう道中で、行き倒れの青年ディートハルトを拾う。家族から命を狙われている青年を匿うと決めたアウレリアは、伯爵家当主の父を頼る。王城で女性として否定され続けた令嬢と、子爵家の嫡出子である筈が、実は両親不明身元不明の青年の、ゆっくり育まれると思われた恋は、しかしディートハルトの出自が判明した途端、障害ばかりの前途多難な道に変わる。先代国王の御代に発生した事件も絡み、現国王まで介入する事態を乗り越えて、二人で幸せになると誓う。
更新:2023/7/24
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2020/11/11より改稿中です。話の大筋は変わりませんが、1話を2話に分割したり、逆に2話を1話にまとめる場合があり、改稿作業が終わるまでタイトルの話数番号に狂いが出ることがあります。 ≪破滅回避編≫ 自分の命と引き換えに、全てを破壊する禁忌魔法を使った公爵令嬢のマリス。 死んだと思った直後、五歳に戻っていた。次の人生は破滅を回避しようと行動することを決める。 最初に公爵家で自分の居場所を作るべく、次期当主としての立場を確立すること。次に自分を嫌う第二王子の婚約者になることを避けるべく、前婚約者が死なないように立ち回る。 マリスの行動は結果を結び、明日を掴めるのか……。 ≪淑女科入学編≫無事、淑女科に入学したマリスは楽しい日々を送る。だが王子と婚約中の親友は、婚約者との仲が上手く行っておらず……。
更新:2019/12/27
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